rider notes

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

とまり

北陸|8.せせらぎ街道

時計を見ると12時ジャスト。 昼めしを食うならココだなと思いながら何気なくツーリングマップルを見たら、 「飛騨牛(を)ホウバ(に乗っけてじゅーじゅー)焼き(焼きしちゃおう)」というのだ。なんと官能的な響き……。しかし、垂涎の表情で食事処のメニュ…

北陸|7.富山~五箇山

おはよーございます。今朝の耳の奥には打ち上げ花火の音がかすかに響いているような響いていないような。 そんな3日目の朝。 パークイン富山さんの朝食バイキングは6時からだが、「5時台起床→即朝めし」はいくらなんでもキツい。6時すぎにのっそり起きて支度…

北陸|6.雨晴海岸と富山の夜

内陸を走る能越道の氷見北ICを下りたら、今度はR415を富山湾へ。氷見漁港からは漁火ロードと呼ばれる県道をひた走る。夕方も少しずつ近づいてきているが、今日一番の青空じゃないのか? くらいの快晴に海鳥も嬉しげだ。しらんけど。 西條中学校のあたりでぼ…

北陸|5.禄剛崎~能登島

ゴジラ岩から若干のモヤモヤを引きずったまま、やってきた道の駅 狼煙。 昔はただの駐車場だったように思うのだが、今はちょっとスペースがあればどこもかしこも道の駅になっとる。 能登半島の最先端にある灯台へはここから坂道を15分ほど上る。 ただただ暑…

北陸|4.朝市と能登半島北岸

目が覚めてみると、まだ多少、太鼓の音が耳の奥で鳴っているような気がしなくもない。 そんなツーリング2日め。 チェックインした時の「これがオーバーツーリズムというやつか」と思うほどのフロントでの大騒ぎから推測するに、食事会場が開くやいなやわけの…

北陸|3.輪島の夜

到着した時にはすでにホテル正面入口の両脇がものすごい数のバイクで埋められていたが、まだ屋根のある端っこになんとかスペースを見つけて四郎号を止めることができた。国内外の観光客で大賑わい(というか大騒ぎ)のフロントで無事チェックイン完了。 面白…

北陸|2.千里浜なぎさドライブウェイ

北陸道を金沢西ICで降りてからしばらくは北陸道と並行しながらR8を走る。県庁所在地だけあって 金沢のくせに 車の数もハンパないがやむを得まい。ここは考え方を改め、「スピードを出さないようにしてやろう」という神の思し召しだと思い込むことにして県道2…

北陸|1.越前海岸

偶然に偶然が重なって連休が取れることに。慌てて天気をチェックしまくり、行き先に多少迷ったものの、今回は北へ向かうこととする。 ところが、出発当日喜び勇んで早起きしたというのに、 出鼻をくじかれてる pic.twitter.com/WeMkjP0UYx — bar (@nishikaze…

山陰|5.大山 後編

はいオワタ\(^o^)/ pic.twitter.com/3uHagHqvla — bar (@nishikazerider) June 20, 2023 確かにツーリングマップルでも✕マークが連打されている地点ではあるのだが。 しかもここは環状道路では最北地点。この✕✕区間を乗り越えねば南に進めない。 通行止め…

山陰|4.大山 前編

いよいよ本日は今回のツーリングのメイン・大山へ。まずはR181をまっすぐと。 昔もそうだったが、大山の周りはどこを走っても快走路である。 ツーリングマップルでもこのとおり かれこれ30数年ぶりの大山攻略はどの経路から……と昨夜はベッドの上で悶絶したわ…

山陰|3.米子

県道317号線で米子市内に入ると「米子城コチラ→」の案内板が出てくる。まだ日もあるし、寄ってみるか。 三の丸駐車場(無料)からすでにご立派な石垣が見える 米子城は応仁の乱の頃の築城と伝わり、その後は尼子氏、山名氏、毛利氏の争奪戦を経験。関ヶ原の…

山陰|2.美保関

島根半島はもちろん海に突き出た陸地であるし、境港の町じたいも大きな砂州の上につくられているので、境水道は海の一部なのだと思っていた。 ところが中海で淡水化事業が行われ汽水域になった経緯があるため、正式には日本海に注ぐ河川となる。もちろんこん…

山陰|1.松江城

GW以来のお泊りツーリング。 GWの山陰海岸から一ヶ月半しか経っていないのだが、行き先は山陰地方。 ridernotes.hatenablog.com 懐かし(というほど時間は経っていないが)の中国道ではタンクローリーがいい感じのスピードで走っていたので、しばらく後ろに…

山陰|8.GWの丹後半島

経ヶ岬灯台からR178を30分も走れば、「伊根浦舟屋群→」と「道の駅 舟屋の里伊根→」の案内が見える県道622号線との分岐がある。どこでもそうだが、道の駅ができまくってるな。 やがて見えてきた学校(伊根中)の角を曲がれば、昼めしポイントと定めた道の駅へ…

山陰|7.経ヶ岬灯台

「←経ヶ岬灯台アッチ!」の案内が見えてぐいぐいと坂を上っていったら、そこが駐車場。すでに10台ほどの車とバイクが2台。 灯台に行く前にまずは海を拝もうと奥に進んでみたら、 げっ 大勢のカメラ愛好家。過去の経験からいえばこういう方々はとっても気難し…

山陰|6.琴引浜から立岩

再び県道665号線に戻り、静御前生誕の地を掲げる磯集落、そして日本中央標準時子午線最北端の塔を通り過ぎながらも、左手にずーっと見える日本海の穏やかな海が……あれ? 日本海って穏やかだったっけ? 通り際にあった浅茂川集落は温泉もあるようで、道沿いに…

山陰|5.久美浜~五色浜

ひと晩お世話になったOホテル豊岡さんをチェックアウトし、まだ人もほとんどいない街なかに出た。 きちんとした服装の、これから仕事のために駅へ向かうのであろう女性が、すれ違う瞬間にバイクに乗ったぼくを怪訝そうに見やる。朝っぱらからうるさい音を立…

山陰|4.豊岡の夜と朝

Oホテル豊岡さんは駅近ということもあって駐輪場は置き放題ではなく、駐車場・駐輪場も部屋と同時に予約をしなければならない。どんなふうに準備してくれているのかと思ったら、太い柱と柱の間のスペースに名前を書いた紙が貼られたパイロンが置かれてあった…

山陰|3.余部~香住海岸

つかの間R178のバイパスを爆走したら、あっという間に余部。 道の駅なんかできちゃって 灯台はすっぱり諦めるとして、余部に来て橋梁までスルーするのは礼儀に反する。そんな余部橋梁、大昔に一度だけ来たことがあるが、その頃は今のように観光地でもツーリ…

山陰|2.浦富海岸

鳥取砂丘から海岸に向かって県道319号線(砂丘道路)を走ると、海の見えるあたりからはびっくりするくらい人も車もいなくなり、 信号もないので、まさに快走路そのもの。ただし「飛砂注意」の看板を除く。スタートから砂ですっ転んだりしたら目も当てられん…

山陰|1.エジプト展の謎

大学時代、友人たちと一緒に湘南に遊びにいったことがある。海に臨む道端からたくさんのサーファーや若い女の子たちで賑わうまばゆいばかりの海を並んで眺めていたとき、島根出身の友人は、「こう見ると(地元の)日本海ってやっぱり暗いんだよなぁ」と言っ…

遠州灘|5.伊良湖岬へ

浜名湖からリスタートした遠州灘走破は、R42をひたすら辿ればよい。 R42は浜松を起点に渥美半島から海を経て伊勢に渡り、紀伊半島を海沿いへ潮岬をぐるっと回って和歌山市内まで続く国道だ。だから「和泉國からこんにちは」のぼくからすれば非常に馴染みのあ…

遠州灘|4.潮見坂の紳士

本来の遠州灘走破を一旦外れるのだが、やや不足気味の「何か」を補給するため、今日のスタートは浜名湖をぐるーっと回ってみることにする。スリッパをシューズに履き替えることはもちろん忘れず、冬ジャケ&オーバーパンツの上下防寒対策もバッチリでホテル…

遠州灘|3.鷲津の夢は夜ひらく

弁天島のおかげですっかり充電できたぼくは、予約を済ませた「ホテルnanvan浜名湖」さんへ。 www.nanvan-hamanako.jp ちょっとした街なかを通るときはスマホのナビがとっても便利。Google謹製ナビらしく「ここ…走ってもええんかいな」と心配になりそうな住宅…

遠州灘|2.弁天島の御婦人

遠州灘を狭義に捉えれば、その距離は約120Km。そう聞けば大した距離ではない。 アワイチ(淡路島一周)で約150Km。ビワイチ(琵琶湖一周)でも約200Kmだから、関西だと十分日帰り圏内のお手軽コースと言える。 ridernotes.hatenablog.com ridernotes.hatenab…

遠州灘|1.御前崎へ

春一番も無事に吹き、やっとあったかくなる予報キター! 【気温高く GW並も】この先一週間程度は全国的に暖かな空気に覆われて気温の高い日が続きます。特に週の後半は20℃前後の日が続き、5月並み・ゴールデンウィーク頃の最高気温が予想されているところもあ…

四国|5.宇和島の島

九島大橋 エピローグ 九島大橋 徳島港まで4時間と見積もっても、今から高速バビューンではあまりにもったいない。今日はお城に来る以外ノープランだったので、四郎号の傍らで一服しながら、どこか行けそうなところはないかとスマホで検索してみる。そうして…

四国|4.宇和島の城

宇和島に向けて高速を意気込んで走り出してはみたものの、どこからどうみても雲がかかっているようにしか見えない不安な行く手。 そのうち「キリ発生中」という電光掲示板が見え、その先では本当に濃霧。 (写真で見るよりホントに濃霧だった) 「あらららら…

四国|3.スーパーな夜と朝

スーパーな夜 スーパーな朝 スーパーな夜 キャンプだと夕方の4時を迎える頃には、「ぼちぼち寝床を確保しとかないとなぁ」というのんきな使命感のようなものがあるのだが、今回はまーったくない。泊まりなのにこんなツーリングって久しぶりだなぁ……なんて感…

四国|2.内子の町並み

夕やけこやけライン 内子の町並み 夕やけこやけライン 下灘駅から、実は弓削神社という山の中にある神社に寄ってから内子町に出たかったのだが、R378ですらGSがない四国のわけのわからない山深い県道にGSがあるわけがない。 ここは弓削神社はすっぱりと諦め…