r i d e r n o t e s

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

南紀|2.白浜

とれとれ市場

 田辺からR42のバイパスを快調に走り、30分ほどして到着したのは和歌山県民の心の拠り所であるとれとれ市場。白浜観光で腹が減ったらとりあえずここに来れば間違いはない。

 やたら広い駐車場の奥に設けられた二輪用の駐輪場に四郎号を止めたら、いざ出陣。

 店内に入ってのっけから襲いかかってくる巨大マグロには、

 渡哲也ばりの迫力で押しのけ、

 ぐいぐい中に進むと見えてくるお食事コーナー。

 さすが平日パワー。一見お客さんで大賑わいのように見えるが、休日、それも連休のとれとれ市場を知っている人間から見れば、これはラッキーなほど空いている状態である。

 丼やら刺し身やら焼き物やらをぐるぐる2周して結果的にチョイスした刺し身シリーズでお昼! これでビールがあれば最高なのだが。

右上はマグロのハラミ。肉厚&脂こってり❤

 今日の昼は海の幸と決めていただけに、本懐を遂げて大満足。

 あとは館内をうろうろしてお土産をゲットしつつ、ぼちぼち出るか……と思ったところで、

 ダ、ダイ…ヤ……モンド……梅…だ…と……。

 見てみれば比類なきサイズの大粒。てかてかに照り輝く身の上に奥ゆかしく散らされた金箔。これがマズいはずがない。梅干しのたったひと粒に250円。それがどうした。もう口の中はダイヤモンド梅だ。どこかどうダイヤモンドなのかは全く見当もつかないが、ゲットしたら他のお土産物には目もくれず、そそくさと外に出て空いていたテーブルに陣取り、ダイヤモンドな梅をまじまじと観察。和食よろしく、まずは目で楽しもうという魂胆である。

 左から見ても、

 右から見ても、

 どこが「ダイヤモンド」なのかはやっぱりわからないが、いざ開封の儀。

 そして実食。……………上品な味付けと今まで味わったことのないビビるほどの超肉厚感。そして、噛むほどに身から染み出してくるほのかな甘さすら感じる漬け汁。要するに、250円にも納得の逸品だった。今これを書きながら思い出しているだけでヨダレが出そう。

来たときには1台だけだったが帰りにはマスツー感

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三段壁

 念願の海鮮ランチを済ませたら、あとの観光はおまけだ。まずは三段壁。ほどよく満車感のある駐車場の端っこに止めて、

 三段壁までの若干廃墟巡りのような道を数分歩くと、

 見えてきました火サスムード漂う三段壁。

 おまけとはいえ時間もまだまだあるし、お一人様1500円を払って洞窟探検へ。

このあたりはダイジェストにてお送りしております

 数多い白浜でのスポットの中では三段壁が断トツに好きである。なぜならそれは、エレベーターに乗るとはいえ地底36mまで潜っていくだとか、海蝕洞窟が熊野水軍の船隠しだったとか、ようするに男のロマンをかきたてられるからである。ここを嫌いな男はいるのかなぁと逆に思ったりする。

 洞窟をゆっくり見て回って案内看板をじっくり見て写真をバシバシ撮ったとしてもそんなに時間はかからない。エレベーターで再び地上に戻るが、洞窟の暗闇に慣れた目に地上の陽の光は眩しすぎる。

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千畳敷

 三段壁からすぐ近くに千畳敷があるので無視するのもどうかと思って来訪。

 さっきの三段壁と比べると、希少価値がイマイチの千畳敷。名前だけなら山口や青森にもあるくらいだし、なんなら駒ヶ岳中央アルプス)にもある。ここ白浜の千畳敷は砂岩の露出した岩盤だが。

 風が少しあったくらいで波もあまりなく、いたって穏やか。キャッキャ言いながら戯れるカップルや若者たちを、階段に座ってぼんやりと眺めていた。なかなかいい時間だった。

円月島

 三段壁、千畳敷とくれば、円月島も見ないとな。

 確か10年ほど前に中央部分の補修工事が行われていた記憶がある。能登軍艦島(見附島)のように、地震がくるたびに崩壊していく様を見るのはやはり物悲しいものがある。補修できるものなら、してもらったほうがいいに決まっている。その一方で、自然のものに人間が手を加えるべきではない(崩壊するならそれは仕方がない)という考え方もある。難しい問題だな。

 あとは、車のほとんどいない海沿いの道をぐるっと。

 このまま、本当の春になってくれたらなぁ…と思わずにはいられないのであった。

(おしまい)