RIDER NOTES

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

阿蘇|4.やまなみハイウェイ

 飯田高原の看板のあたりになると「今から雨を降らせますよぉ。いいですかぁ」と言わんばかりの超曇天。心なしか霧雨も降ってきた。とりあえずカッパの下だけ履いて、あとは土砂降りだけは勘弁してください......と心の中で拝みつつ、出発。

 飯田高原あたりから長者原~牧ノ戸、城山展望台あたりまではやまなみハイウェイのメインですからね。ここから土砂降りじゃやってられん。と思ってたら、なんとかギリギリ空は耐えてくれました。

長者原。これで晴れてたら言うことないねんケド...贅沢は言えんか)

www.env.go.jp

(三俣山かな。雨雲でこの通り)

(牧ノ戸あたり。紅葉だー)

 牧ノ戸はビジターセンターになっているらしく、こんなに濃霧なのに山登りをする方々のマイカーで超混雑。バイクを置く隙間すらなかったので断念し、そのままやまなみハイウェイを下っていった。

bar「なんでこんな天気で山登りするんやろ。さっぱり理解できん」
つじこ「どーなんやろな。俺の知り合いで、筏に乗ったら雨が降ってても一日中黙々と釣りするモノズキがおるで」
bar「それ、俺やんけ」
つじこ「ぴんぽーん」

 くじゅう連山の隙間を縫うようなやまなみハイウェイがR442(旧小国街道)と交差するところでドライブイン(瀬の本レストハウス)発見。ちょうど時刻も12時半だったので、ここで昼飯にすることに。

鉄板焼きバイキング)

 お土産もここでゲットしたら、あとは休憩しながら他の方々のバイクを拝見。ここはきっと、関西で言えば「高野龍神スカイライン護摩壇山」「名国の針テラス」みたいなもんで、九州中のライダーの聖地? なのだろう(なのか?)。Z1やZ1300、RZ、GPzなどの旧車からZ1000や10Rの新しいバイクまで、モーターサイクルショー以上の盛り上がりを見せていた。

 ぼちぼちこの後どうするかを決定せねばならん。

 昨夜のさまざまな案の中からボクたちがチョイスしたのは、「地球に優しく、ケツにも優しい」をコンセプトに、「別府から出航するカーフェリーで一気に大阪を目指しちゃおう」という作戦である。ツーリングマップル巻末に載っていた「さんふらわあ予約センター」に電話をかけてみた。

お姉さん「料金はバイク代を含めまして、お一人様33000円(くらい)になります」
bar「そこそこしますねぇ」
お姉さん「何か割引券などはお持ちではございませんか?」
bar「はい。お持ちではございません」
お姉さん「本日のご乗船前に1000円の会員登録をしていただきますと、お安くなります」
bar「ほぅ。で、おいくらに?」
お姉さん「バイク代を含めてお一人様23100円になります」
bar「10000円も安くなるの?!」

 というわけで、これで帰途も決まった。別府港に夕方というか夜の6時半に着けばいい。時間が決まればルートも決まろうというものだ。

 とりあえずやまなみハイウェイを南下し、阿蘇の市街地に入る手前で県道40号線へ。途中で山中の市道に曲がってR422(日田往還)に戻って一瞬だけやまなみハイウェイに戻り、また県道40号線に乗ってそのまま北上して高速を目指そう。すると、阿蘇方面に晴れ間が。

 車もここまで来るとさほどおらず、テンションも一気に爆上がりだわ。

 実はこの後チョイスした県道40号線も、ツーリングマップルでも快走路マークになっている。こりゃ期待できるぞ。

(つづく)