コチラ商都界隈ではやっとこさ「コロナも収束しかけてきたかな~」「マスクもいいかげんしんどいな~」「次の第2波が来るのはいつかな~」なんて思えるようになってきたのもつかの間、魔都方面が「もはやこれは第2波なのでは…」と思わざるを得ないような不穏な空気。
まだまだ油断はできん……というわけで、要領だけがいい人間の必殺技・「苦しいときの神頼み」のため、一番効果がありそうなところは……と最初に思いついたのが、「甦れ日本」が合言葉の我らが熊野本宮大社。念のためHPを見てみる。
すると、
さすが熊野本宮大社。
僕個人もかれこれ10年以上行ってないので、久しぶりに熊野の地へ行ってみることにした。
自宅から奈良・五條まではどーんより分厚い雲。おまけにTシャツにメッシュジャケットだったもんで気温は23~25℃(電光掲示板による)でむしろちょっと肌寒いくらい。五條からはR168をひたすら南に向かえばいいのだが、雲は取れず。
道の駅・大塔を越えたあたりから少しずつ青空が増えてきて日光もピカーン。
途中にある谷瀬の吊り橋は今日はスルー。
十津川に入るともう完璧に「晴れ」になり、暑い~。けど、気持ちいい~。車もちょっと引くくらい少なく快走。走ってるうちはまだ涼しく感じるからマシだな。
それにしてもR168も新しい道がどんどん作られ、昔ほどのぐねぐねくねくねじゃなくなったからホントに走りやすくなりましたね。
などと言うてる間にやってまいりました熊野本宮大社。
世界遺産になったからかどうかはわからないけど、前は鳥居の前の小さい広場にバイクは止められたはずだったのだが、今はロープが張られて入ることもできず。少し行った先にあった無料の広い駐車場に無事止めて、いざ行かん。
石段の前の時点で早くも気圧されるほどの威圧感。
本殿前の左横にありました、新型コロナウイルスの終息を願うミニ木札コーナー。
僕もバッチリ書いて貼りましたよ!
そしていよいよ本殿へ! 甦り・出発の地!
これからは撮影厳禁なので、中を見たい人は検索してみてね。コロナウイルス終息と家族円満をしっかりとお祈りして本日のお務めは終了。ついでなので硫黄の匂いを嗅ぎに壺湯を見学するため、裏道へ。
十津川温泉、湯泉地温泉、そして熊野界隈と関西を代表する温泉地をハシゴするんだから……と念のために入浴グッズも持ってきてたものの、もうここらへんになると暑くてとても温泉に入ろうとは思わず、観光客の一人も見当たらない小さな温泉街を軽く流して退散。
そこからはすぐにR311に出て、するするする~と快走~。
上富田の家並みが見えても、すぐ左横に富田川を見ながら並走するので、意外と暑さは感じなかったな。(ただし走っているときだけ)
最後に寄った紀の川SAで巣立ったばかりの幼いツバメの飛び回る様子に心癒されながら、コロナウイルス終息を祈念して本日のツーリングはおしまい!