rider notes

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

南紀|1.前夜~10月31日

前夜

 8月以来の久々につじこの潜伏基地を襲撃してきました。実は先月、つじこが仕事絡みで大阪に帰ってきた際に夜中に待ち合わせてそのまま空冷四になだれ込み、ハンバーグ定食を完食しつつ策を練っておりまして、1泊に決定済み。

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 襲撃は前回同様、前日の夜。そしてこれまた前回同様、中辺路のいつもの辺りでつじこ&ラッキー坊やのお出迎え。途中で休憩しつつも、同じエンジンのハ~モニ~を奏でつつ本宮を経てR168を南下。

 いや、ほんまにね。先を走るつじこがアクセルを開けると同時にラッキー坊やから聞こえる音が、明らかに四郎号から聞こえる音と見事なくらいおんなじなんですな。これをハ~モニ~と言わずして何と言う。

 そんなこんなで無事、つじこ潜伏基地に到着。

 翌日(10/31)午後6時から50%の降水確率を気にしつつも、明日は熊野~尾鷲界隈を軽く流しつつ、磯崎~賀田~三木浦~九鬼~白石湖~引本浦~矢口浦~島勝浦~須賀利の各かかり釣りポイントをべろりんちょと見て回ることとする。

 ここまでくると、走るのと筏・カセを見るのとどちらがメインなのかよくわからなくなりそうだったのだが、そこはカタいことを言うのはやめといて、かねての予想通り夜中2時半までうだうだとくっちゃべって就寝。

10月31日

 久しぶりの訪問者とこれからのツーリングに興奮しすぎてしまい、「2時間しか眠れなかった」というつじこと出発したのが午前9時。 どんより曇り空の下、広~い七里御浜熊野灘を悠然と眺めながらR42を熊野まで北上してR311にスイッチ。

 鄙びてはいるものの「熊野」の雰囲気アリアリの新鹿を経由した楯ヶ崎では「ビキニ姿の女の子たちの黄色い声」という幻聴に惑わされながらも、ターザンよろしくツタでバビューン! と滑空。

 ムダに体力を消耗しながらではあったものの、2人はその後も気分よくR311を海沿いにトレース。 その後、海山町の駅近くにある喫茶店で遅い昼メシをとった後、白石湖を拝みつつ、引本浦~矢口浦~島勝浦~須賀利へ。

島勝浦あたりで休憩中

須賀利で養殖真鯛の「箱詰め作業」を目の当たりにする

 ツーリングマップルだと薄黄色い道である県道202号をなおも進撃。半島一周を目論んだのだが、結局、突端の集落で道はオフロードに変わってしまい、オンロードの我々にとっては実質行き止まり。無念。港で軽い敗北感と「最果ての地」と呼ぶにふさわしい集落の雰囲気をかみしめながら今日一日を振り返ってみたりする。

うーむ……

 来た道をR42まで戻り、途中「この年になって漏らすのはあまりにも屈辱…」と本気で催してしまった尿意と戦いながらも、つじこ潜伏基地へ無事に帰還。オススメの晩飯スポットの行き帰りの時だけポツポツやられた程度で、結果的にはほとんど雨に降られず。

 そして最後は、夜の渡瀬温泉を満喫して終了。

 …と気分よく終わりたかったのだが、こともあろうか、つじこの襲撃を受けてしまう。

 しかし、これは「あ~るチヌ研」時代からの古き佳き伝統とも言える。なので、出血大サービスカットを提供。これが翌日の伏線になろうとは、予想だにしてなかったつじこなのであった。

 潜伏基地に戻ってからは近くの港で2時間ほどガシラ釣り。疲れているハズだったのに、結局寝ついたのは明け方4時半だった。

(つづく)