RIDER NOTES

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

信州|2.アルプス展望広場~白馬

 県道36号線に入ると、少しずつ標高が上がっていくのがわかる。路面もすごくよくて、車もほとんどいなかったから軽快に自分のペースでするするする~と進んでいったら、

 見えてきました! アルプス展望広場!

 そして眼前に広がるのは、

 マジか。

「上っていく苦労に比例して見えたときの感動は大きくなる」という法則から考えれば、このアルプス展望広場にたどり着くまでの道はあまりに快適すぎるので感動は小さいのか、と言われれば実はそうでもなく、見える景色への感動を度合いで表せられたなら陣馬形山に匹敵するかもしれない……くらいに思えたのだ。

 道沿いの少し高いところに展望台らしき場所があったので試しに上って見てみたら、

 おぅ…。

 右手に見えるのが今回の目的地・白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)、中央には五竜岳、少し左が鹿島槍ヶ岳(かな?)

 さすがに昼も過ぎて陽射しもた~っぷり。暑くなってきたので上に着ていた冬ジャケを脱いでみる。2時前に着いて、時計を見たらもうすぐ3時になる。

 そしてこの時間になると気になってくるのが今日の寝床。ここから考えたら1時間はかかるだろう…という計算だったので、まだ日が高いのだがキャンプ場に向かうことにした。

 まずは県道36号線からこの景色が堪能できます。

 しばしの間アルプスとはお別れするものの、やがてオリンピック道路(県道31号線)に出ると、山の合間からアルプスがひょっこり見えるようになり、

 やがてドパパーンと遠慮なく見えるようになります。

 そして道の駅・ぽかぽかランド・美麻を過ぎたところで県道33号線にスイッチしたら、

 目の前には白馬三山どーん。

 想像してみてください。こんなに山が向こうに横たわっているように見える道をずーっと走れる爽快感を。これを至福と言わずして何を至福と言うだろう。

 R148に出たら、もうすぐ目指すキャンプ場。

(つづく)