rider notes

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

信州|3.富より健康

 実は今回のツーの1泊目は、白馬村にある「白馬グリーンスポーツの森キャンプ場」にしようと決めていた。

 理由はただ一つ。この1年のうちにな~んの気なしに見ていた「はちのす」に、な、なんと、シュウホウ師匠のカキコミを発見したからだ。

www.hatinosu.net

 こりゃURF一門としては泊まらねばなるまい。

urf-official.jimdofree.com

 R148に出てすぐに看板があるのでまずは受付。料金はキャンプ代500円、入場料50円の合計550円也。受付を済ませたら一旦R148に出て少し進むとキャンプ場の入り口へ。バイクは乗り入れできないけど、駐車場のすぐそばに空きがあったのでそこへテント設営完了。

(テントから見える四郎号の姿)

 サイトは林間のフリー。ライダーはボクの他には1台だけで、あとのファミリーは気配的に数泊は滞在しているのかどこかに行っていてほとんどいない状態でとっても静か。全部で10組もいなかったくらいかな。GWとはいえ平日だけに空いててよかった。

 時刻はかれこれもう4時半。夕食の買い出しに行かねば…とそそくさと支度をして駐車場から四郎号を引っ張り出して出ようとすると、この景色。

 とにかく思わず見とれてしまう景色のキャンプ場であることに間違いはない。

 さて、買い出しは近所にスーパーがあることはシュウホウ師匠のカキコミでわかっていたので安心。

 テキトーに買い物をしてキャンプ場に戻り、まだ5時過ぎだったけど早速夕餉の支度をば。

 今宵の宴はチャーハン(ただしインスタント)、鶏肉のバジル炒め(だけどインスタント)、味噌汁(やっぱりインスタント)の豪華3本立てである。インスタントながら、このメシを豪華にしてくれたのは、いうまでもなくこの景色でしょうな。

 キャンプ場の受付で「この近辺にある温泉の割引券です。よかったら使ってください」ともらったうちの一つ、「十郎の湯」というところに行くことに。

(R148に出る途中にある踏切で大糸線の電車と遭遇)

 四郎号の腹ごしらえも…とGSに寄ったところ、

GSのにいちゃん「今日は近くでお泊りですか?」
barちゃん「ええ」
にいちゃん「今日はまだ平日ですから走りやすいでしょう」
barちゃん「そっすねー。っつか、バイクに乗りはるんですか?」
にいちゃん「はい。12R乗ってます。他に10台ほど」
barちゃん「10台!?」

 聞けばにいちゃんは元メカニックとのこと。GSで勤めているものの、今でもやっぱり家ではほとんどバイクいじりをしているんだそうな。好きねぇ。

 目指す「十郎の湯」までに行き道を聞き、礼を言って再出発。R148をちょっと南下してローソンの角を右折。すると、日暮れの白馬連峰

 そして途中にある小さな神社のようなこんもりとした木々の端っこにはまだ桜が咲いていて、まだ冠雪した白馬と四郎号のスリーショットもいただきました。

 そこまで行けば看板もあるのでわかりやすい。ちょっと住宅街っぽい中にあった十郎の湯はすぐにわかりまする。

 お湯もなかなかの温泉でほっこり。時間もまだまだ早かったので長時間ずるずると過ごしてしまった。風呂上りにふと見ると牛乳の自販機発見。

 見てしまった以上、買わねばなるまい。

 富より健康。まさしく。なかなか含蓄のある松田乳業さんでございました。

 風邪をひくのもバカらしいので髪の毛もちゃんと乾かしてからキャンプ場に帰還。そこからはコーヒーを堪能しつつカラムーチョをつまみつつ焚き火をいじり、ヘッデンの明かりで明日のルートの大検討大会。

 気温は思ったほど下がってなかったように感じましたが、9時になろうとした頃に眠くなってきたのでテント内に退避。

 今回のキャンプでは前回の反省を生かし、ぬくぬくの安眠を得るために-18度まで対応のごっついシュラフを買っている。去年以来のテント泊。でも5時起きだったし、今日はぐっすり眠れそうだ。

(つづく)