rider notes

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

淡路島|1.岩屋から

明石海峡大橋から岩屋港

 降ってわいたように突如休みになった本日。 我が社では年に数回そういったことがあるのだが、それにしても前日の夕方に確定しても心の準備ってものが難しい。

 のっそり起きてみると、晴れ予報だったはずが超曇天。うひゃ~と思ったもののせっかく一日空いてるんだからと前々からチャンスがあればと考えていたアワイチへ向かうことに。

 5号湾岸線からハーバーハイウェイに入っても神戸界隈の雲は取れずで、このままR2を流すだけ(あのあたりの雰囲気好き)にして帰ろうかなーと迷っていたものの、左手の淡路島方面の上には晴れ間が見えたので、島へ渡ることに決定。

 第二神明からぐるーんと回って長ーいトンネルを抜けると、スカーっとした青空をバックに見えてきました明石海峡大橋

 内心でうひょー!と叫びながらのんびり渡ったところで、ものの数分で明石海峡大橋はおしまい。駐車場への車の行列を横目に淡路ICで下りて、とりあえず岩屋にある漁港へ。駐車場が知らん間に有料になっててビビったので、漁港の端っこに止めて淡路島上陸初休憩(料金表を見るとそもそも二輪は対象外)。止まると強烈な暑さがもわ~んとくる中、渡ってきた明石海峡大橋が遠くに見えて嬉しい。

オートバイ神社

 一服したらアワイチスタート!今回も王道の「時計回り」で行くことに。まずはR28を海沿いに。

 東浦を越えたあたりからしばらくは本当の海沿い。視界の半分を占めるTHE・夏空と左手に続く海で気分も爽快。(ただし走っているとき限定)

 ヤシの木もちょっとあったりして南国気分も出てくる(のか?)

 岩屋から1時間ほど走ったら見えてきたオートバイ神社。

 たまにTwitterやインスタで出てくるから来てみたのだが、こんなの昔からあったっけなぁ。とか考えながら一服していたら、道の向こうにこれまたスマホでよく見るAWAJIのオブジェ。

ちょっとの間見ていたら若い子たちがキャーキャー言いながら写真を撮っていたな。最近こういうオブジェがあちこちで増えているみたいですね。おっさんは遠くから眩しく見るだけにしときます。

苦渋の洲本温泉界隈

 そこからはまたR28を南へ。

 洲本までは海沿いをヒャッホーイと走れるのだが、いかんせん今日は土曜日。洲本でR28から県道76号線に折れ、洲本温泉街に近づくにつれて海岸ではBBQに興じる家族連れや若者グループで大賑わい。文字通り所狭しと立てられた吐き気がするほどの数のテントも見えつつ、いまだ昼めしを食っていない私には暴力的ともいえる肉を焼く匂いを充満させる道を苦渋の表情で進む頃にはクソ渋滞も発生。これだから土曜日ってやつは。

 温泉街をなんとかやり過ごせば、そこからはまたしばらく海沿いの快走路。

 成ヶ島あたりになるとさっきまでの賑わいもどこへやら。車の数もびっくりするくらい減って、すっかり鄙びた雰囲気。

 生石公園あたりから名所・なぞのパラダイスあたりは車同士のすれ違いも難しいんじゃないか程度の山の中の細い道を進む。前にジェントルな感じの軽がいたこともあって、こちらもにわかジェントルとなる。

南淡路水仙ライン

 ジェントル区間もパスすると、いよいよ本格的に「南淡路水仙ライン」の名に恥じない道へ。 結論から言うと、ここから沼島あたりまでの区間が一番気持ちよかったな~。

 天気も道もあんまり気持ちよかったから写真を撮ろうと止まってふと見ると、ちょっと先に自転車。

 持ち主はどこだ?! と探してみると、ささやかな波止の先でヘバッてました。そりゃバテるよね。この天気だもの。(みつを)

道の駅うずしおに突撃

 阿万地区?で淡路島最高快走区間を終えて県道25号へスイッチ。ここからは福良を越えて一路、道の駅うずしおを目指す。

 途中でうずしおクルーズ乗り場なんてのもあって、大昔に一回だけ乗ったことがあるんだけど、結局大したのを見ることができなかったような記憶だけが。まぁ今度、愛する奥様と一緒に来られたら乗ってみようっと。

 なんて思ってぐんぐん進んでいると、見えてきました本日2つ目の大橋。

 というか、駐車場待ちの車の隊列…。止まるとアスファルトからの照り返しもあって汗がとたんに吹き出してきて、こりゃかなわん…と思っていたら係員のお兄さんからバイクはこっちーと呼ばれたのでまだ助かった。

 すんごい人混みの中、ぐんぐん進んでいくと、きれいに見えました鳴門大橋。

 昼めしならココ!と決めていたので早速道の駅に突撃。しかし、この人混み…。果たしておっさん一人の私は昼めしにありつけるのだろうか。一抹の不安を抱えながら、人で溢れかえる中を縫いながら建物へと向かったのである。