rider notes

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

琵琶湖|3.奥琵琶湖パークウェイ

奥琵琶湖パークウェイ

 インターネット全盛ですのでぐーぐる先生がすぐに教えてくれることですが、奥琵琶湖パークウェイにはワナがありまして。

 今津方面(西側)からR303経由で向かう分にはなんの問題もありませんが、木之本方面(東側)から向かう場合はちゃんと「奥琵琶湖パークウェイはコッチ」の看板にしたがって「大浦口」交差点から入らないといけません。

 なぜなら、岬のトン先にある展望台から東の道(↓赤い道)は一方通行だから。

 これから初めて行こうと思ってた方々、気を付けてくださいね。僕はもう道を忘れてたので単純に看板にしたがって進んだだけでしたが。

 おじいの運転する軽トラの後ろでのんびりと進むと、琵琶湖の奥が見えたり、

 ちょっと見えなくなったり、

 見えてきたり、

 ちょっと見えなくなったり、

 軽トラのおじいに先を譲ってもらった後では見えてきたり、

 見えなくなったり、

 見えてきたら、ちょっと上ってきてるのがわかる! でも上ってきても暑い!!!!

 ぎゅい~んとヘアピンもあったりして、

 直線でもキュイ~ンと上っていき、

 菅浦集落への分岐が現れたらそこからがパークウェイ! 琵琶湖が見えたと思ったらさっきよりも見下ろすみたいになって、

 まだまだ上る~ぅ! とカーブを曲がると、

つづら尾展望台

 つづら尾展望台に到着です!

www.koti.jp

 あ~、こんなんだったっけか。

 しかーし!!!! 暑いー!!!!!  すぐさまメッシュジャケを脱いでTシャツになります。が、それでも暑いもんは暑い!!!!! ただ、展望台からの琵琶湖の眺めはよかったです。

 数台止まってる車は、なぜかほとんどが途中でサボってる営業マン。いいんだよいいんだよ。こんだけ暑かったらサボりたくもなるよ。観光客らしき車は1~2台がいいとこ。

 ふと見るとお店があったので、さっき五平餅も食ったところですが、今までならほとんど食わなかったソフトクリームをば。

 日陰のベンチに座って作戦会議。このまま琵琶湖沿いに走って海津大崎に回るのもいいけど、せっかく行くなら渋滞覚悟で桜の時期に行きたいもんだ…なんて思いながらツーリングマップルを見てたら、高島市マキノ高原近くにメタセコイア並木なんてものがあるじゃないか! そういえばこの夏、ライダーブロガーのみなさんがやたらメタセコイア並木に行ってるのを見てたんですね~。行ったことないから、俺も行ってみよう!

菅浦集落

 しかしその前に、さっき取っておいた菅浦集落をチラッとだけでも訪れようと、来た道を下ります。

 道が二股に分かれていて、湖沿いに菅浦集落に向かう道と、「つづら尾展望台」と書かれている看板にしたがって上っていくのが奥琵琶湖パークウェイ。僕が来たのはこのパークウェイが無料になってすぐだったような記憶が…。その時、この菅浦という集落に寄ろうと思いながら結局行かなかったんですよね。

 こういうところを走るときは、なるべくギアを高めにしてギリギリのところでエンジンを回して静か~に進むのが大切。

 菅浦集落は奥琵琶湖パークウェイが開通するまで、主な交通手段は舟だけといういわゆる「陸の孤島」と言われていたところで、住民は政争に敗れて廃された淳仁天皇の氏子の子孫だとも言われているそうです。

 パークウェイが開通している今でも静かに佇む細い路地に、やかましい音を鳴らす四郎号で入っていくのも気が引ける感じ。音もほとんどなく、聞こえるのはミンミンミンミンミンミンミンミン鳴く蝉の声だけ。

 ↑ 右手に見える須賀神社には、奈良時代に起こった恵美押勝の乱で廃された淳仁天皇が祭神として祀られています。日かげになったベンチに座ってツーリングマップルでルートを確認して再びスタート!

(つづく)