伊吹山山頂
山頂(正式には確か9合目)の駐車場に車はまばら。伊吹山以上に高い山は近くにないから、空の面積がとっても広い。爽快。
二輪用の駐車スペースに四郎号を止めて奥に向かうと、山頂への登山(トレッキング)ルート。たくさんのおじいやおばあがお気軽な格好でのんびり歩いていってました。
レストハウスの脇に展望台があったので、まずはそこへ。いったん中に入ってから上るようになってるのですが、中にはテラス席もあっていい眺めをまったり満喫できるもよう。
残念ながら席が空いてなかったので展望台へ直行。そして一番上からは、
時間はここで10時過ぎだったのですが、朝から何も食わずだったので小腹が空いたな~と思いながらレストハウスの1階まで下りてなにげなく看板を見たら、
五平餅はっけーん! というわけで料金所でもらった伊吹山のマップを見ながら朝からおやつタイム。
久しぶりの五平餅を満喫。せっかく天気もいいし涼しいからすぐさま外へ。よく見るとレストハウスの脇には何やら石像があり、お決まりの「恋人の聖地」。どこもかしこも「恋人の聖地」だな。
さてさて。とりあえず腹はできたので160円もする缶コーヒーを買い、四郎号に戻って一緒に駐車場の片隅へ移動。ベンチで一服。
いや~、それにしても涼しい! ほんとにメッシュジャケの中を付けてきてよかった。吹いてくる風ももう完璧に秋だわ。どっかからミンミンミンミンミンミンミンミン鳴いてる蝉と、そこらじゅうに飛び回ってるトンボが見事なコントラストに感じたな。
伊吹山という当初の目的は完了してしまったので、問題はここからどうするか。ツーリングマップルを見ながら作戦会議です。
ここに来るまでに乗ってきた名神に沿っているR21沿いをなにげなく見てると、米原に醒ヶ井宿があるじゃないか。醒ヶ井は水の清冽なことで有名な中山道の旧宿場町。でも35度を超えるような「スーパー真夏日」なら見ているだけで涼をとれるかもしれんけど、こんだけ涼しいと水のありがたみはあんまりないのかな…なんて考えつつ、ふと琵琶湖の方に視線を移すと、ちょぴっとだけ「湖北町」、「つづら尾展望台」の文字が。
奥琵琶湖パークウェイか! もうかれこれ30年近く行ってないぞ!
伊吹山ドライブウェイ
ということで、行き先が決まれば早い。山頂駐車場を10時半過ぎに出発。今度は伊吹山ドライブウェイの下りを堪能~。
下りは苦手なのであまり写真が撮れません。僕なりに軽快に走ってたんですが、前にバスがいるとなるともうダメ。スーパーのんびり下ります。
ぐいぐいと標高を下げていくと、あら不思議……だんだん暑さが…(あたりまえか)。さっきまでの伊吹山は標高が違うから涼しくて当たり前とはいえ、朝の高速や伊吹山にのぼるまでのR365は涼しかったんやけどなー。やっぱり昼に向けて気温が上がってきてるんやろうな…。
R365
R365におりて湖北を目指しているともうメッシュジャケにウインドブレークを装着したことを後悔し始める。
ここからR8~R303にスイッチするのだが、やたらとどでかいトラックが多くて、ミョーに混んでるR365。どこまで行ってもR8の看板が出てくる気配がありませぬ。おっかし~な~? と思い、見えてきたコンビニで確認することに。
すぐ目の前にあった交差点名をツーリングマップルで確認してみると、伊吹山の下り口からまだ10Kmも来てない! しかも「伊吹山」の文字がすぐそこに! で、ふと顔を上げて真正面を見てみると、
まだばっちり見えてました。いや~、伊吹山って偉大。
気を取り直してR365に復帰し少し行くと2車線の片側の舗装工事を大々的にやってて、片側交互通行になってました。そこをパスすればまずまず順調。
R8
途中「R8はコッチだ」と標識が出てた県道37号線に折れ、北陸道をアンダーパスしてR8へ。県道37号線もR8もいかにも地方都市の郊外にあるバイパスらしい道で、面白味はありませんが時間を稼げます。
木之本あたりでR8が左折すると、さっきまでのバイパスらしさがなくなり、「さぁ、これから奥深いところへ入っていきますよぉ」な感じになり、
一瞬のことでびっくりしましたが、琵琶湖が見ます!
でも琵琶湖はほんとに一瞬。そこから山間に進んで、やがてR8とR303は分岐します。もちろん奥琵琶湖パークウェイはR303方面へ。
こういう構図も好きなんですよねー。
(つづく)