RIDER NOTES

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

信州|6.温泉。そして帰途

 風も思ったより強くなく、陽射しも出てきて少しずつあったかくなってきてるのだが、そろそろお風呂に入りたい……。昨夜はあまりの寒さで湯冷めしたくなかったのと、あの落ち葉だらけの坂道を往復するのが億劫で結局風呂に入らずじまいだった。

 再び道をふもとまで下りますが、よーく見たら、下りだとカーブのたびに中央アルプスが見え隠れ。上りはあまりの道の悪さにビビりまくってただけだけど、実はけっこう絶景な感じのいい道でした。再びふもとまで下りたら県道217号線に戻って天竜川を渡り、R153(三州街道)へ。今いる中川村の南隣りにある松川村に行くだけなんですが、とにかくこの三州街道ってやつは、ずーっとアルプスが見えたり隠れたりするんです。

 中央道の松川ICの案内板にしたがって右に折れ、少しずつ人家が増えても、

 どこにいてもアルプスが見えます。でもやっぱりここらへんに住むと逆に慣れちゃって見なくなるんかなぁ。←移住した場合のことを想定

 さて、松川ICの近くまで来ると案内の看板が見えてくるので、道なりに進めばあるのが清流苑。

www.seiryuen.jp

 予想以上の大きさにややビビってはおりますが、なぜここを選んだかというと、一番近かったし、なんといっても町営。公共の温泉は安いハズ。見れば駐車場は80台はいけんじゃね? くらい広いし、軒付きの二輪用の駐車スペースあり。そして気になる値段は400円。さすがは町営。

 頭の先から爪先までくまなく2回洗い、湯船に1時間ちかく浸かり、すっかりふにゃふにゃになったら、無料の休憩所で休みます。かれこれ12時近いので陽射しもた~っぷりでぬくぬく……どころかむしろ暑いくらい! なのでテラスになったところでどっかりと座って正面を見ると南アルプス

 もうどこもかしこもアルプスだらけなのであった。

 その後昼ご飯を時間をかけてゆっくり食べたら、そろそろ帰途につきます。名古屋圏、京都圏を経由することになるので時間が遅くなると渋滞するだろうし、日が落ちたら気温は一気に下がるから、できれば日没までに帰れたらいいなー、と。おまけに今日は地元・関西の上空の大気がけっこう不安定らしく、突然の雷雨もあり得るとか。渋滞+気温低下+雷雨とかサイアクだー。

 行きにも寄った恵那峡SA、養老SAと渋滞もなく天気もよさげ。GWだけにいたるところにバイクがあってライダーだらけ。振り返れば今回のボクも、杖突峠でなにげなく話した兄ちゃんからの情報で今日一日を過ごしたといっても過言ではない。ライダーの縁、おそるべし。

 そして定番・草津PAあたりにくると予想どおり空がにわかにかき曇り、「さぁ今から雨を降らせますよぉ」的。

 コーヒー飲みながら見てると、やってくるライダーやってくるライダーがそそくさとカッパを着て再び出発していく。ボクはめんどくさいのでそのまま。案の定、その先の京滋バイパスはずーっとじゃじゃ降り。このままやったらどうしよう…と思ってたら第二京阪ではすっかりピーカン。

 今回ほどアルプスを満喫できたツーリングもなかったなぁ……って、去年の秋のツーリングでも思ってたか。

~今回のルート~

(おしまい)