rider notes

BC-ZR750C乗りの残しておきたいログ

高野山~玉川峡

 最初からネタ明かしをしてしまうと、今回は特にブログに載せようと思ってなかった。単に「生まれて初めて買ったタンクバッグを装着して走ってみたい」というだけのことであって、したがって行き先はどこでもよく、何のプランも立ててなかったからである。

 買ったのはTANAXのマップバッグだ。初めてだからと調子に乗ってドデカイものを買ってしまうとせっかくの四郎号のシルエットもへったくれもなくなってしまう。

 うむ。小ぶりで違和感は少ない。

 で、なんとなく南に向かい、なんとなく京奈和道に乗り、なんとなくかつらぎ西ICのSAで休憩しながらツーリングマップルを見て、久しぶりに高野山に行ってみるかと。ちなみにマップバッグは特にズレることもなくいい感じ。

 今日はこの時期にしては暑いくらいの陽気で、高野山に入っても20℃近く。町の中をのんびり流してみると、一部ではかろうじて紅葉が残っている。ギリギリでカツカツのセーフ。

 でも高野山の中で僕の一番のお気に入りである勧学院の前はこんな感じ。

 全体的にはだいたいこんな感じだったかなぁ。まぁ今年はどういうわけか紅葉狩りに行かなきゃ! とはあまり思ってなかったので、少しでも見られたからよかったか。

 中の橋にある大きな駐車場でちょっと休みながらスマホを見ていたら、以前からチャンスがあったら行きたいなと思っていたお店が近くにあることに気づいた。時間は11時半でちょうどよさげだったので行ってみることに。

r.gnavi.co.jp

 ツイッターやブログなどでちょくちょく見てたんよね。11時開店のようで、ひょっとしたら僕がお客さん1号だったかもしれない。

 メニューからB定食を注文。トンテキとエビフライとヒレカツで1300円(税別)。持ってきてくれたおばちゃんが「エビのしっぽはグルコサミンがいっぱいやから召し上がった方がいいですよ」。安心してください。僕はエビフライのしっぽは食べる派です。

 ヒレカツとエビフライもうまかったけど、トンテキもやわらかくてうまかった。

 さて。

 店を出て一服しながらツーリングマップルを見てると、橋本まで続いているお店の前のR371はおろか、途中にある玉川峡沿いの道って走ったことがなかったことを思い出した。前からいっぺん、チャンスがあったら走ってみようと思ってたんよね。

 高野山からのR371は狭いわ路面は悪いわダーッと下っていく一方だわで早速ビビリミッターを起動して30Km/hでそろ~りと。交通量もほとんどないみたいで後ろから車やバイクが来るようなことがなかったからよかった。途中でもちょっとした紅葉も見えたりしてのんびり走れた。

 県道102号線が見えたら、そこは玉川峡沿いのスタート。

 丹生川沿いなだけにアップダウンはないものの、車同士だとすれ違いが難しそうな幅員の道がずーっと続いたけど、ここもほとんど交通量がなくてめちゃくちゃのんびり。

 交通量が少ないと、「落石注意」の看板も妙に現実味を帯びてくる。現に石ころトラップが各所に。

 R370に出る直前でまーた通行止めを食らって強制的にフルーツラインへ進むというトラップも用意されていたのは笑った。ただ、次の目的である九度山の道の駅にはフルーツラインからでも行けるのは知っていたのであまり慌てず。フルーツラインから実際に行ったことはないんやけど。

 標識を立ててくれているので途中までは鼻歌交じりでのんきに走っていたのだが、途中からは標識もなくなり、ボケーッとしてたらよくわからない住宅地に迷い込んでしまい、前にいた車さんも幅ギリトラップにハマりかけてた。

 ちょっと休憩して、あとは県道13号線を気分よく走って夕方になる前には帰った。

 というわけで、肝心のマップバッグですが、京奈和道の風圧にもR371のガタガタ路面にも特にズレることもなく、なんといっても信号待ちなどのちょっとした時間でサッと地図を見られるのはやっぱり安心。容量は3.3リットルということでモノはあんまり入らないけどバラバラになりがちな小物を入れるには十分。ちょっと遠出する時には十分だな。買ってよかった。